甲斐整骨院にいらっしゃる患者様で、冬の山道、アイスバーンになっている道路でスリップを起こし、対向車と衝突してしまった方がいらっしゃいます。
不幸中の幸いで、双方とも命に別状は無く、お互いにレッカー車を待つことになりました。
非常に寒い中で待っていたために、体を小刻みに震わせることが多かったそうです。
無事に車の移動の手続きが終ったあと事故証明を発行する関係で警察に行き、事情聴取も終わらせて自宅に帰ったそうです。
そのときに若干肩のはりを感じたそうですが、体を震わせていたときの筋肉痛かと思い、お風呂で体を温めてその日は就寝したそうです。
ところが翌日になると、激しい頭痛と吐き気に襲われ、急遽病院に駆け込んだそうです。
レントゲンには何の異常も見られなかったそうですが、前日の事故のこともあるので、「ムチウチですね」と診断されたそうです。
前日の筋肉痛かと思われた症状が、実はムチウチの症状だった可能性もあります。
当日は精神が高ぶっていることもあり、なかなかムチウチの自覚症状は出にくいものなのです。
このようにムチウチの痛みは後からやってくるものなので、事故の際にケガが無かったからといって安心せず、しばらくは病院に通って後遺症が残らないように自分の体をケアすることが大切です。